「みんなの学校」を見てきました

               

これまでなかなか見る機会のなかった「みんなの学校」を見てきました。


みんなの学校は、インクルシーブ教育を行っている学校の先生や子供達のありのままが映し出されています。
ぜひとも、みなさんに見て頂きたいポイントは幾つもありますが、スポーツに関わる身としては、運動会の障がいの有無によらない全員参加のリレーは印象的でした。その中でも、障がいをもった子供達にどのようなサポートをしたり、どういう風な順番にするのか、どこでバトンを渡せば効率的になるのかなど、全員が活きる形で戦略を練り、他のチームに勝つ必要があるのです。そして、先生はサポートだけで、この答えを出すの子供達自身なのです。スポーツから生み出される教育は、課題解決、協調性、創造性、勝負の在り方など沢山あるのだろうなと、改めて実感しました。
そして、映画の中で、今の世の中は「目に見えない力」で人を支配をし、トップダウンで物事を進める社会になってきたけど、みんなで今の課題に気づき考え、解決していく事も大事という事がありました。それって、本当は当たり前のことなんだけど、組織になると見過ごされてしまう事も多く、結局課題そっちのけで権力争いに走り、誰かに責任押し付けて解決する事も多い時代。
こういう教育環境下で小学期を育った子供達は、どう成長をするのか、その後も見てみたいなと思いました。

障害者の余暇と就労の充実に向けて

これまで私たちは重度障害者の余暇の充実のため、障害者スポーツイベントの開催や、障害者スポーツのガイドブック制作などを通じて、障害者スポーツの普及活動を行なってきました。
2016年4月に法人を設立し、参加者も協力してくれるスタッフの数も増えてきましたが、財源が都などの助成金がメインであるために活動を拡大していくことが難しくなってきました。また、障害者の方々には、余暇だけではなく、就労意欲を持った方々も多くいらっしゃるため、就労機会を作りたいという思いがありました。

これまでも重度障害のある方々で就労意欲のある方は多くいましたが、通勤が困難なために就労できないという課題を抱えていました。この課題はリモートワークにより解決できるということが言われてきましたが、企業側でリモートワークが浸透していないためになかなか進みませんでした。

コロナの影響により企業側でのリモートワーク環境の整備が進んだこともあり、いくつかの企業様からリモートワークによる重度障害者の雇用に関するお問い合わせをいただくようになりました。
今後さらに「リモートワークによる重度障害者の就労支援」を広げていくため、この度、新たに法人「株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)」を設立することにいたしました。
取材やメディア掲載・講演会などお問い合わせ
CMU Holdingsの想い(グループ会社サイトへ移動します)
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