「難病ケアスタートアップガイド」に取り組みを寄稿

               

医学書院から来週刊行の「難病ケアスタートアップガイド」に、こみゅスポ研究所の取り組みを寄稿させて頂きました。

ともあれ、私のような若輩ものの名前が、並んではいけないような日本の医療やリハビリテーションの歴史を刻んでいるご高名な先生方が執筆されています。発刊が待ち遠しいです。

逆提案型!!障がい者の方向け運動・スポーツ教室

障がい者の方の運動・スポーツの参加にあたっては様々な障壁があげられます。
私達がこれまでに、行なった調査においては、障がいを持った方のスポーツの参加の障壁として、障がいに適したスポーツがない、参加できるクラブがないこと、必要なサポートが受けられないことがあげられています。そのために、サポートややりたい事を選べる幅がないことが、課題となっています。
(笹川スポーツ財団スポーツ研究助成成果報告書参照)
スポーツクラブの多くは、やる事が運営側で一方向で決めることが多く、それに適していない方は排除されてしまう事が多いのが現状です。 そこでニーズに合わせた形での障がい者スポーツのクラブを展開ができるように、ご提案を頂いた上で、当研究所がヒアリングを行なわさせて頂き、必要な部分のサポートやニーズに合わせた形で教室を運営していく提案型の障がい者向けスポーツ教室のサービスを実施します。
予算などについては、対象人数や、サポート内容などをヒアリングの上、決定をさせて頂きます。
*本事業は、障がいを有した方向けのスポーツ教室を持続的に続けられるような支援を行うためのものであり、単発のイベントなどはサポート対象ではありません。
*本事業は、個別の方が対象のものではなく、グループ(クラブ)に対して、サービスを行うものです。何人かの方が集まって、運動・スポーツをしたいと考えているが、どうして良いか分からないなど、そのような方が対象となります。ご依頼の際は、対象人数、対象の方の障がい種別などをお伺いさせて頂きます。
*個人での運動・スポーツに対する個別相談やプライベートレッスンは、別途ご案内をいたします。
*本研究所では、対応できない案件の場合には、止むを得ずお断りをさせて頂く事もあります。また、依頼順により、対応させて頂きますので、お待ち頂く事があります。
ご理解の程、よろしくお願い申し上げます。

障害者の余暇と就労の充実に向けて

これまで私たちは重度障害者の余暇の充実のため、障害者スポーツイベントの開催や、障害者スポーツのガイドブック制作などを通じて、障害者スポーツの普及活動を行なってきました。
2016年4月に法人を設立し、参加者も協力してくれるスタッフの数も増えてきましたが、財源が都などの助成金がメインであるために活動を拡大していくことが難しくなってきました。また、障害者の方々には、余暇だけではなく、就労意欲を持った方々も多くいらっしゃるため、就労機会を作りたいという思いがありました。

これまでも重度障害のある方々で就労意欲のある方は多くいましたが、通勤が困難なために就労できないという課題を抱えていました。この課題はリモートワークにより解決できるということが言われてきましたが、企業側でリモートワークが浸透していないためになかなか進みませんでした。

コロナの影響により企業側でのリモートワーク環境の整備が進んだこともあり、いくつかの企業様からリモートワークによる重度障害者の雇用に関するお問い合わせをいただくようになりました。
今後さらに「リモートワークによる重度障害者の就労支援」を広げていくため、この度、新たに法人「株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)」を設立することにいたしました。
取材やメディア掲載・講演会などお問い合わせ
CMU Holdingsの想い(グループ会社サイトへ移動します)
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