第1回こみゅスポカフェを開催しました。

               

当法人理事・電動車椅子サッカー選手としても活躍をしている吉沢祐輔より、アスリート目線からの障がい者スポーツの現状の課題・今後の展望、そしてスポーツの価値を講演して頂きました。
スポーツを行う上での障がい者の就労問題、先般から報道されている障がいを持った多数の方が被害に遭われた事件といった障がい者を取り巻く社会状況など、スポーツを行う上で基盤となる課題について障がいを有する当事者の声を直接聞くことで、改めて深く認識をする機会となりました。また、思春期でもあり障がいをなかなか受容できず、自分にも自信をもてない時期に、電動車椅子サッカーとの出会いが、今の吉沢さんのターニングポイントであり、人生そのものであること。そして、真剣に取り組めるスポーツがあることで、健康に対する考えや心理面、社会との関わりなど生活が全く違うものなり、改めてスポーツの価値を考えさせて頂く機会になりました。
その後の質疑やディスカッションも終了時間を超え、1時間あってももの足りないくらいでした。
今回の参加者には、サッカー以外の他の競技に関わっている方、医療者、海外の留学生も参加をしてくれた事で、他方面からの現状や考えが聞け、情報交換が出来ました。
参加者のみなさま、ありがとうございました。
今後も月1回ペースで、行っていきたいと思います。また、持ち込み企画(こんなテーマでディスカッション)をして欲しいという方も募集しています。
#スポーツ
#パラリンピック
#障がい者スポーツ
#電動車椅子サッカー

障害者の余暇と就労の充実に向けて

これまで私たちは重度障害者の余暇の充実のため、障害者スポーツイベントの開催や、障害者スポーツのガイドブック制作などを通じて、障害者スポーツの普及活動を行なってきました。
2016年4月に法人を設立し、参加者も協力してくれるスタッフの数も増えてきましたが、財源が都などの助成金がメインであるために活動を拡大していくことが難しくなってきました。また、障害者の方々には、余暇だけではなく、就労意欲を持った方々も多くいらっしゃるため、就労機会を作りたいという思いがありました。

これまでも重度障害のある方々で就労意欲のある方は多くいましたが、通勤が困難なために就労できないという課題を抱えていました。この課題はリモートワークにより解決できるということが言われてきましたが、企業側でリモートワークが浸透していないためになかなか進みませんでした。

コロナの影響により企業側でのリモートワーク環境の整備が進んだこともあり、いくつかの企業様からリモートワークによる重度障害者の雇用に関するお問い合わせをいただくようになりました。
今後さらに「リモートワークによる重度障害者の就労支援」を広げていくため、この度、新たに法人「株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)」を設立することにいたしました。
取材やメディア掲載・講演会などお問い合わせ
CMU Holdingsの想い(グループ会社サイトへ移動します)
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