国立精神・神経センターにある特別支援学校の分校で行われたEPSONの社会貢献事業「ゆめ水族園」に光明特別支援学校の時からお世話になっていました田添先生からご縁を頂き、お邪魔させて頂きました。
いつもは普通の空間なはずなのに、本当の水族園にいるような癒しと心地よい世界でした。
病院にいる時って、患者さんは本当に天井や壁を見つめたりする時間も多いのだろうが、医療者としても、この壁を使って何かしようと、考えた事はなかったなぁ〜と改めて思いました。
痛みだったり、現実にしか向き合うしかない場で、こうやって非日常の楽しみだったり、病院にいる時も楽しみや喜びが、もっとあっても良いんじゃないかなと思い、また新たな気づきがありました。
入院中の子供が連れてきてくれた看護師さんに「もう時間だから」と病棟に戻る際に、「また来てよって絶対言ってよ」と言っていたのが、印象的でした。
日本の病院は、ある意味制度で囲われているから、そこまでサービスを追求したりや他の病院と差別化を求められる事も少ないけど、人の命や生活を預かる場として、変化をしていく必要はもっとあるのでしょうね。
貴重な機会をありがとうございました。
障害者の余暇と就労の充実に向けて
これまで私たちは重度障害者の余暇の充実のため、障害者スポーツイベントの開催や、障害者スポーツのガイドブック制作などを通じて、障害者スポーツの普及活動を行なってきました。
2016年4月に法人を設立し、参加者も協力してくれるスタッフの数も増えてきましたが、財源が都などの助成金がメインであるために活動を拡大していくことが難しくなってきました。また、障害者の方々には、余暇だけではなく、就労意欲を持った方々も多くいらっしゃるため、就労機会を作りたいという思いがありました。
これまでも重度障害のある方々で就労意欲のある方は多くいましたが、通勤が困難なために就労できないという課題を抱えていました。この課題はリモートワークにより解決できるということが言われてきましたが、企業側でリモートワークが浸透していないためになかなか進みませんでした。
コロナの影響により企業側でのリモートワーク環境の整備が進んだこともあり、いくつかの企業様からリモートワークによる重度障害者の雇用に関するお問い合わせをいただくようになりました。
今後さらに「リモートワークによる重度障害者の就労支援」を広げていくため、この度、新たに法人「株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)」を設立することにいたしました。
取材やメディア掲載・講演会などお問い合わせ
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