2チームに分かれチーム全員でラリーができる練習をしてから、試合を行います。試合ではかならずチームの全員がパスをしてから、相手チームにパスを移します。みんなで声掛けやうまくった時の歓声など、とっても楽しい雰囲気になります。
活動のねらい
2チームに分かれチーム全員でラリーができる練習をしてから、試合を行います。試合ではかならずチームの全員が風船に触ってから、相手チームにパスを移します。みんなで声掛けやうまくいった時の歓声など、とても楽しい雰囲気になります。
準備する物
風船、パイロン、虎柄ポール、空気入れ
進め方
1.全員が触って相手陣に返す、10点先取ルールを説明
2.練習
3.本番
ルールのアレンジ
風船をたくさん使ったミサイル総攻撃。20秒後、風船の数が少ない陣の勝ち。
風船バレー要素に棒を入れ、風船が棒にぶつからないように相手陣へ返す。
役割別の支援のポイントとリスク管理
ゲーム進行役
- 風船が割れたときに備えた予備の準備、動きが大きい参加者がどの位置にいるか・無理しないために適応できるルールがあるか考える、得点管理
- 参加者の疲労具合を観察し状況によって先取得点調整を少なくさせたり、休憩、終了時間を早めたりなど臨機応変に対応する。
チームリーダー
- 参加者の円の中心に座り風船が全員に回るように支援する
- 参加者同士の距離感に危険がないか注視し、必要があれば調整する
ボランティア
- 風船のスピードや触れる体の部位に気を使いながら参加者に触ってもらう
- 参加者につき、危険なスピードや顔に向かってくる風船があれば防いであげる
当事者理事がやってみての感想
実際にやってみて、当理事が感じた点は以下の通りです。ぜひ実施する際の参考にしてください。
- 早い風船が顔に当たると痛いし、怖いので、風船のスピードや触れる体の部位には気を使ってほしい
- 互いの距離が近すぎると思わぬ衝突や事故に繋がるので気を付けてほしい
- 立位の人は椅子に座ってもらい椅子から離れてはいけない、コートにラインを引きそれ以上外に出てはいけないなど立って歩ける参加者やボランティアさんが無理できないようなルールの工夫も
障害者の余暇と就労の充実に向けて
これまで私たちは重度障害者の余暇の充実のため、障害者スポーツイベントの開催や、障害者スポーツのガイドブック制作などを通じて、障害者スポーツの普及活動を行なってきました。
2016年4月に法人を設立し、参加者も協力してくれるスタッフの数も増えてきましたが、財源が都などの助成金がメインであるために活動を拡大していくことが難しくなってきました。また、障害者の方々には、余暇だけではなく、就労意欲を持った方々も多くいらっしゃるため、就労機会を作りたいという思いがありました。
これまでも重度障害のある方々で就労意欲のある方は多くいましたが、通勤が困難なために就労できないという課題を抱えていました。この課題はリモートワークにより解決できるということが言われてきましたが、企業側でリモートワークが浸透していないためになかなか進みませんでした。
コロナの影響により企業側でのリモートワーク環境の整備が進んだこともあり、いくつかの企業様からリモートワークによる重度障害者の雇用に関するお問い合わせをいただくようになりました。
今後さらに「リモートワークによる重度障害者の就労支援」を広げていくため、この度、新たに法人「株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)」を設立することにいたしました。
取材やメディア掲載・講演会などお問い合わせ
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