【レクリエーション】ピンポン玉入れをはじめる際の進め方、注意点などのポイントまとめ

               

活動のねらい

自分が目標とした的へ狙いを定めてボールを転がす目と手の協調性や力のコントロールを養う

準備する物

ピンポン玉、自作のパチンコ台

進め方

自分のねらった点数をねらってピンポン玉を1個ずつ上から転がす

10個ピンポン玉を転がして、獲得した点数で競う

 

アレンジ

  • 1個ずつではなく自分の好きな数転がす
  • 上からではなく下から転がす

役割別の支援のポイントとリスク管理

ゲーム進行役

  • 参加者の視線に考慮してこの位置で見えるか確認する
  • 見えない場合は状況を説明してあげる

チームリーダー

  • 落ちたピンポン玉をすぐに拾ってあげる
  • 参加者の表情の変化、何か反応があるか観察する

ボランティア

  • 車椅子の参加者のブレーキがしてあるか確認
  • 見えない部分に関して状況を説明してあげる

当事者理事がやってみての感想

実際にやってみて、当理事が感じた点は以下の通りです。ぜひ実施する際の参考にしてください。

  • このレクリエーションはピンポン玉の軌道が見えないとやっている感が出ない 視線を考慮できると良い
  • 静的なレクリエーションなのでいくらでも続けられる
  • ピンポン玉の音が聞こえると臨場感が出るのでこのレクリエーションを行う場合はBGMはない方がいい

障害者の余暇と就労の充実に向けて

これまで私たちは重度障害者の余暇の充実のため、障害者スポーツイベントの開催や、障害者スポーツのガイドブック制作などを通じて、障害者スポーツの普及活動を行なってきました。
2016年4月に法人を設立し、参加者も協力してくれるスタッフの数も増えてきましたが、財源が都などの助成金がメインであるために活動を拡大していくことが難しくなってきました。また、障害者の方々には、余暇だけではなく、就労意欲を持った方々も多くいらっしゃるため、就労機会を作りたいという思いがありました。

これまでも重度障害のある方々で就労意欲のある方は多くいましたが、通勤が困難なために就労できないという課題を抱えていました。この課題はリモートワークにより解決できるということが言われてきましたが、企業側でリモートワークが浸透していないためになかなか進みませんでした。

コロナの影響により企業側でのリモートワーク環境の整備が進んだこともあり、いくつかの企業様からリモートワークによる重度障害者の雇用に関するお問い合わせをいただくようになりました。
今後さらに「リモートワークによる重度障害者の就労支援」を広げていくため、この度、新たに法人「株式会社CMU Holdings(コミュホールディングス)」を設立することにいたしました。
取材やメディア掲載・講演会などお問い合わせ
CMU Holdingsの想い(グループ会社サイトへ移動します)